SNS。ネットできること。できないこと。

 本日はフィランソロピー協会から先生をお呼びして、講演会でした。
 今日の社会状況では、環境問題や社会問題等社会の根幹にかかわる部分の危機がある。これらに対処するために、社会貢献の重要性が指摘されている。
 問題に対処するために行政による取り組みや民間による取り組み等色々なものがある。
 問題は、それらが蛸壺化していることだ。
 日本には様々な問題があるとともに、様々なヒト・モノ・カネやソリューションに有効な技術やノウハウ、情報がある。しかし、それは適切に組み合わなければ、問題は解決しない。
 蛸壺化した有限のリソースでは、なかなか問題は解決しない。ネットワークとコーディネートが必要かなと思った。

 後は、日本の寄付文化のなさと税制の問題とか、寄付者に対する周囲の誹謗中傷とか、情報交換がネット中心になるほど、デジタルデバイドの弊害があるとか。

 ネットの活用について色々。つーかSNSなんだけど。
 オープン型のコミュニティだと、うまく作用すると問題に対してよってたかって解決するものすごいパワーがある。2chが犯罪者を特定した事件もいくつかあるよね。
 ただし、オープン型は無責任なことや真偽がよくわからない雑多な情報を判別する手間と能力が必要になる。
 クローズドなコミュニティは、参加者が特定されている分、信用できる度合いは高まるかもしれないけど、問題解決に対するよってたかって感は必然的に減少して、問題解決能力は下がることになる。数は力なり。
 それでまあ、どーすっかなあと考え中。

 今日勉強した名言。

 道徳なき経済は犯罪である。
 経済なき道徳は寝言である。

 にゃるほど。