フィランソロピー講演会

企業の社会貢献、最前線をサポート
フィランソロピー協会・高橋理事長を招いて

期日 9月17日(月)祝日 午後5時半
場所 ぽれぽれ(佐賀市呉服元町 アリオカスポーツ2階)
問い合わせ 有岡(090−8914−2188)

フィランソロピーギリシャ語のフィラン(愛)とアンソロポス(人類)を語源とする合成語で直訳すると人類愛、慈善のことですが、日本では「社会貢献」の意味で使われています。

 企業の社会貢献活動はバブルの崩壊、
ボランティア元年とも呼ばれる阪神大震災など、
時代とともに考え方や方法が変わってきました。
日本を代表する企業の社会貢献活動、
フィランソロピー活動を支援し、コーディネートしてきた
日本フィランソロピー協会、高橋理事長に話を聞きます。 

社団法人日本フィランソロピー協会 理事長 高橋 陽子
1991年より企業の社会貢献活動・個人の社会参加活動の推進をしてまいりました。16年目を迎える今日、企業の社会責任(Corporate Social Responsibility―CSR)に関心が高まる中、社会貢献もその中に位置付けられ、各社におきましても社員のボランティア参加などをはじめとして社会貢献活動の必要性が認識され、積極的に推進しようとする機運になってまいりましたことは、喜ばしく感じますと同時に、理解が得にくい状況の中で推し進めてまいったものといたしましては、それを根付かせるための哲学とさらなる実践を求められていることも実感しています。社会貢献活動の受け皿としてのNPO法人の数も3万団体に迫り、閉塞状況にある日本社会に活力を与えるものとしての全国の多彩な活動に目を見張ります。個人の社会貢献活動も随分日常的に捉えられるようになりました。21世紀はまさに「個人の時代」であることを実感いたします。それは、自立した個人が社会を創る主体として責任ある行動を取ることに他なりません。私たちは自分たちのよりよい社会を創るため、できることをする。このことが企業におけるCSR・社会貢献の原点になっていなければならないと思います。