西村先生が毒を吐いてる
http://akira-nishimura.cocolog-nifty.com/issue9/2006/01/31_1fe8.html
『佐賀日記 31』
佐賀では「商人塾」の講師として有名な西村晃先生が、毒を吐いてる。
宮崎の事例だ。
郊外型大型店ができたわけでも、人口が減少したわけでもないのに、商店街のお客は減っていく。
みんな逃げていく。
目と鼻の先にある店を無視して、自動車で福岡へ、飛行機で東京へ。
交通費を使って、手間隙と時間を掛けて、お客は地域の外に逃げていく。その行為は、安くも、便利でもないだろうに、みんなそうする。そして高速バスと飛行機の便数がどんどん増えていく。
そして、宮崎にイオンができて、お客がイオンに殺到する。つまり、
宮崎のお客が、宮崎に帰ってきた。
なんとも、皮肉な話だ。
こういった事例を考えると、いくら大型店を規制しても、まちが魅力を持たない限り、お客は永遠にまちには帰ってこない。
なにより、私たちにはインターネットがある。