佐賀新聞2006年4月19日号26項

 これは読書というカテゴリーなのか?
 「新田舎主義」という連載記事で、地域振興研究所代表取締役の人が、「住民参加型」のイベント、まちづくりを提唱していた。
 まちおんのことが書いてあると聞いてわざわざ買って読んだが、まちおんのことはちょこっとしか書いてなかった。「佐賀市の中心商店街で音楽を通じたまちづくりを手がけてる若者たち」って、まちおんって書いちゃいけないのかな?
http://blog.fpweb.jp/archives/000367.html
 ここだとまち音って書いてあるけど。
 「一過性のイベントで終わらないような工夫」とか「日ごろからの人づくりの仕掛け」とか、よく言われるけど、なかなか難しい。でも、まちおんはその両方の条件をクリアしている稀有の例であるから、その分勉強になる。
 ただ、この記事についてひとつ指摘しておくべき点は、この記事の半分程度を占めている柳田國男宮本常一的世界観と、まちおん実行委員会は全く性質の異なるものである、ということ。そっちはゲマインシャフト、こっちはゲゼルシャフト
 で、いいのか? うーむ。今度鬼デスクに相談してみよう。

 能書きは必要ないから、まず始める。うまくいかなければ、その都度修正すればいい。若者たちのチャレンジはそう教えてくれている。

 と、結んであるけど、残念ながらそう楽観できる状況でもないしなあ。
 かねがね金がねえ。