まちおんの可能性と限界

 まちおんことまちから始まる音楽フェスタ。いよいよ近づいてきている。
 一応社会人っぽいものとして働いているときもあるので、タイミングが悪いと会議に行けないこともある。
 そして、知らないうちに会場が増えていることに愕然とする。
 岩井寺ってどこやねん。
 脳が鬱で弱って、がんしょうじ(願正寺)と読めなかった自分に二度目の愕然をする。

 まちおんはみんなボランティア。みんな別に仕事を持っているし、暇な人なんていない。みんななんとか無理矢理時間を作って、手弁当で労力を提供している。だから、うまくいかないこともよくある。
 少ないリソースから可能な手段を考え、なんとかカタチにする。それがコーディネータの仕事。
 なんとかして、なんとしても、カタチにする。
 それで、いっぱいいっぱい。
 でもそれは、0か1かと問われれば、まぎれもなく1なのだと答えよう。

 まちおんは年々(日々?)規模が大きくなってきて、「出演したい!」というミュージシャンの数は右肩上がり。音楽をやっている人って、こんなにたくさんいたんだって、驚くばかり。
 料理人の人が来客のために食を提供したり、デザイナや広告代理店勤務の人や大学生の力を借りてフリーペーパを作って広報に勤めたり、他のNPOのイベントとジョイントしたりと、年々新しい取り組みもしていく。
 
 しかし、そのためにはスタッフ(労力)が必要だし、コスト(費用)もかかる。
 こんなにでかいプロジェクトになってしまって、手に負えるんだろうかと心配になったりもする。
 まあ、心配する時間があるなら、可能な手段を探して、駄目もとで試みてみるべきなんだろうけど。
 鬱が治らないかなあ。